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子どもが朝ごはんを食べないのは問題なの?
その影響と対策を知る

朝ごはんを食べない子どもが増えているそうです。
朝食を摂らないと、午前中に頭が働かずに授業が身にならなかったり、心や身体の成長にも影響することが多くの研究でわかっています。
子どもの一生を左右するかもしれない「朝ごはん問題」にお悩みの方に役立つ情報をまとめていきます。

 

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朝食を食べない子供が増えている

平成24年度に行われた文部科学省の調査によると、
小学6年生で9人に1人、中学3年生になると6人に1人の割合で朝食を食べないことがあるそうです。

 

朝ごはんを食べない理由として、

 

「食べる時間がない」
「食欲がわかない」

 

の2つが上げられています。
夜更かしをして夜食を摂っていたり、睡眠時間が少ないために朝起きられない、
身体は起きても胃腸は起きていないので、食欲がわかないなどの原因があるようです。

 

朝食を食べないと生じる問題 3ポイント

学業に悪影響がでる

文部科学省の調査でも、また国内外の様々な研究機関の調査でも、
朝食を毎日食べている子供のほうが学力や体力の点数が高い傾向があることがわかっています。
これは歴然たる事実です。

 

体温が上がらず活動が活性化しない

朝食を食べない子供は体温が上がりにくいため、(厳密に言うと体温を上げるエネルギーが足りない)
通学意欲が低くなり、授業中も眠気を感じやすく集中力が続きにくくなります。

 

イライラして疲れやすくなる

食生活が乱れて栄養が不足している子供は、すぐにイライラして感情を制御できなくなりやすいので、問題行動を起こしがちです。
精神的にも肉体的ンも疲れやすく、無気力でチャレンジ精神が育たないという研究結果もあります。
また、傷害などで補導された非行少年の55%が朝食を食べていない、との調査結果もあります。

 

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朝ごはんを食べることのメリット 3ポイント

血糖値が高まり、頭が働くようになる

脳のエネルギーとなるのはブドウ糖(=炭水化物)です。
ブドウ糖は身体の中に長時間保存出来ないので、特に寝起きなどはブドウ糖が枯渇状態となります。
そこで朝ごはんを食べることで、体内にブドウ糖が満たされ、脳が活発に働くようになるのです。

 

体温を上昇し、目を覚ます

朝食を摂ってエネルギーが補給されることで、身体の様々な機能が動き出して体温が上昇します。
また、食事のために噛む、飲み込む、消化するといった活動のために、全身の血流が活性化します。
これによって、精神的にも「目が覚めた」気分になり、活動が活発になります。

 

生活リズムがつき、健康的になる

毎朝しっかりと栄養を摂取するという習慣がつくことで、身体の代謝サイクルが良くなります。
精神的にも安定して成長することが出来、健康的になります。
反対に、朝の飢餓状態が習慣化すると、身体が栄養を溜め込みやすくなり、肥満体質になることもあります。

 

朝ごはん抜きは体にいいという主張 朝食抜きのメリット

昨今のテレビ番組では、「朝食抜きは実は体にいい」という主張も見られます。

 

今までの常識とは真逆の事を言って、センセーショナルな注目を集めようとするのは、
メディアによくある手法です。

 

これら「朝食抜き派」が主張するメリットとは、どんなものがあるのでしょうか?

 

最も多いのが
・何も食べない時間を長くとることで体内のデトックスになる
・内臓を休ませることができる

 

というものです。

 

夕食を夜7時に食べて、朝起きて何も食べずに昼食が12時だとします。
すると、17時間は何も食べていないわけですから、この間消化器を休ませることができます。
また、次から次へと新しい食事が入ってこないので、身体にたまった老廃物をしっかり絞り出すことができます。

 

これらはたしかに一理あります。

 

内臓を休ませることで病気の予防にもなりますし、
体内をデトックスすることも健康のためには重要です。

 

しかし、いずれも子どもには当てはまりません。

 

朝食抜きで得られるメリットは、内臓が弱ってきた中年以降の大人にとっては有効かもしれませんが、
成長のために膨大な栄養を欲している子どもには当てはまりません。

 

育ち盛りの子どもの内臓は、1日3食程度では疲弊しませんし、
学校の授業の大半が行われる午前中にエネルギー不足になるデメリットの方が遥かに大きいのです。

 

子どものうちから「1日3食」の生活リズムを身に着けられないことも問題です。

 

大人になったら、自分の意志で「朝食抜き」という選択をする権利はあります。
しかし、子どものうちに最も推奨されている「1日3食」の習慣を身に着けされるのは、教育者としての親の責任とも言えるでしょう。

 

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子供が朝ごはんを食べないという悩み

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心身ともに健康に成長していくためには、悩み朝ごはんでの栄養摂取がとても大事だということは、多くの方がご存知かと思います。

 

だからこそ、子供が朝ごはんを食べたがらないことに悩む親御さんも多いのです。

 

ママとしては、ただでさえ朝の忙しい時間に子供が食べてくれないと自分もイライラしますし、子供の成長や健康も不安ですよね。
栄養バランスを考えて食事を作っても、食べてくれなければ意味がありません。
そこで必要となるのが、食べない子供でも食事をとれるようになるアプローチです。

 

「まずは一口」からはじめよう

前述のように、子供が朝ごはんを食べない理由として多いのは、、

 

「食欲がわかない」
「食べる時間がない」

 

この2つです。

 

食欲がわかないのは、胃腸が目覚めていない事が大きいと言われています。

 

夜更かしして夜食を摂っている場合には、前の食事からそこまで時間が空いていない場合もありますが、
成長期の子どもは、睡眠中に身体を成長させるためものすごい量のエネルギーを消費するので、
「寝起きでもエネルギーが不足していない」ということはめったにないのです。

 

身体の目覚め方には個人差があって、本当に胃腸が目覚めづらい子どももいるのです。
そもそも寝起きが悪い子どももいますし、脳は起きているのに胃腸だけが起きていないというパターンもあります。

 

まだ目覚めていない胃腸に、いきなりご飯などの固形物を入れるのは辛いもの。
単に「食べなさい!」と怒るだけでは精神的にも参ってしまします。

 

まずは「食欲がわかない」という子供を認めてあげて、それでも一口だけでも食べられそうなものから始めるのが良いでしょう。

 

全く食べられなかった父

話はそれますが、私の父はぜんぜん朝食を食べない人でした。

 

私が子供の頃も、朝ごはんを食べずに出勤していく姿をよく見ました。
それでも立派におとなになっているのだから、人間なんとかなるものです。

 

この点、お子さんが朝を食べないと悩んでいる親御さん達も、そこまで悩むことは無いのかもしれません。

 

ただ、それでも心配した母が、トマトジュースだけでも飲んでいくように勧め、
出勤前にコップ一杯のトマトジュースを毎日飲むようになりました。

 

そんな生活を数ヶ月送ったところ、父が朝食をだんだん食べるようになったのです。

 

最初は食パン一枚。
それから、サラダが追加され、ついには目玉焼きまでおかずで食べるようになりました。

 

定年まで元気に働き詰めた父
最初は食べなくても、「まずは1杯」から始めることで、朝食をしっかり食べられるようになった、私のいちばん身近な事例です。

 

人間は決まった時間にお腹が空くように出来ている

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いつもより朝寝坊した日。
朝食が遅くなって、食べてからそんなに時間が空いていないはずなのに、
お昼になったら何故かお腹が空いてくるという経験をしたことは無いでしょうか?

 

実は、人間が空腹を感じる仕組みは、けっこう複雑です。

 

単純に、体内でエネルギーが不足したから空腹を感じるわけではなく、
体内にエネルギーが十分足りていても、空腹を感じる事があるのです。

 

これにはいくつかのホルモンが関係していて、
毎日決まった時間に食事をとっている人ほど、決まった時間に空腹を感じる事が実験でわかっています。

 

現状、朝ごはんを食べていない子どもは、
「その時間に朝ごはんを食べる」というサイクルが身体に無いため、その時間にお腹が空かないのです。

 

ですから、最初からたくさん食べるのは無理なのです。
まずは1口、1杯から初めて、「その時間に何かを食べる」というサイクルを、徐々に身体に染み込ませていく必要があるんですね。

 

少しでも、たった1口でもいいので毎朝食べることが習慣になると、逆に抜いた時のつらさが身に沁みるようになります。

 

「やっぱり朝は食べなきゃダメだ」と子ども自身に自覚させてあげることが大切なんですね。

 

ちなみに、この原理を逆手に取れば、決まった時間以外にお腹が空かないようにする事もできます。
ですから、ダイエットでは「毎日決まった時間に食事を摂る」ことが鉄則とされているのです。

 

時間がなくても食べられる簡単なものを

忙しくて朝食べる時間がない

 

という子どもは、自身が寝起きが悪くて早く起きられないという場合だけではありません。
むしろ、親のほうが忙しくて朝食をつくる時間がない、というパターンも最近では増えてきています。

 

共働き世帯が増えるのに比例して、朝食を食べない大人、子どもも増えているのが現実です。
子供も食べていないけど、親も食べていないという家庭も多いのではないでしょうか?

 

そんな中、子どもの健康的な成長のために朝ごはんの習慣を付けるためには、
時間がなくても食べられる、簡単な食事からはじめるのが向いています。

 

しかし、かといって野菜ジュースだけ、ヨーグルトだけ、バナナだけ、といったものでは栄養面も不安です。

 

そこで、一番オススメなのがスムージーです。

 

スムージーには以下のようなメリットがあります。

 

・シェイクするだけで簡単につくれる
・ジュースなので、胃腸に優しく飲める
・野菜ジュースよりも遥かに多くの栄養を配合できる
・栄養素の量を考えると、コストパフォーマンスが良い

 

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巷では「スムージーダイエット」なども流行っていますが、大人だけでなく子供にもスムージーは有効です。
特に最近では、成長期に必要な栄養が配合された子供用のスムージーも発売されており、人気となっています。

 

市販の野菜ジュースやシリアルなどに比べると値段は高くなりますが、
配合されている栄養の量が段違いなので、コストパフォーマンスは総合的に勝っています。

 

特にスムージーが優れているのは、ビタミン、ミネラルなどの微量栄養素です。

 

人間の5大栄養素

・タンパク質
・脂質
・炭水化物
・ビタミン
・ミネラル

 

この5大栄養素は、人間が生きていくために絶対に必要なものです。

 

特にタンパク質、脂質、炭水化物は3大栄養素と呼ばれますが、
この3大栄養素が身体に吸収されるのを助けるのがビタミン、ミネラルの役目です。

 

”微量栄養素”と言っても、必要性は特大なのです。

 

特に、忙しいからといってパンだけ、おにぎりだけなどの生活をされている方は、
ビタミン、ミネラルが不足しがち。

 

これらを補給してくれるのがスムージーです。

 

よく、アスリートが身体を鍛えるためにプロテインを飲んでいますが、
普段からたくさん食事を摂っているアスリートでも、プロテインで栄養を補給することは重要なのです。

 

大谷翔平選手も「小腹がすいたらプロテインを飲む」と言っていました。

 

スムージーは、「子供のためのプロテイン」と言っても良いかもしれませんね♪

 

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3大栄養素は食事で

5大栄養素の中でも、タンパク質、脂質、炭水化物は体作りに欠かせない3大栄養素と呼ばれます。

 

この3大栄養素の方も、プロテインやサプリメント、スムージーなどで補おうとする方がたまにいますが、
これらをスムージーやシリアルで賄うのは無理です。

 

3大栄養素を十分に摂るには、ご飯、肉類、卵などの”しっかりした食事”を摂ることが不可欠です。
スムージーやシリアル、オートミールなどで賄おうと思ってはいけません。

 

でも、朝から”しっかりした食事”を食べられないのだからしょうがない。

 

朝にあまり食べられない分は、昼や夜にしっかりと食べることで補いましょう。

 

朝ごはんを食べられない方は、まずは1杯のスムージーで、ビタミン、ミネラルをしっかりと補給し、
朝食を摂る習慣付けを始めることが、最初のステップとして大事なんですね♪

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